もの作りについて考える!!

昨日、あるメーカーさんが来て私達は、組み立て・設計する
ハブレスの会社なんですよね!!と言っていた。
ハブレス、最近多くなったよね!!
最近私達も思うのですが、部品加工が客に直接ということは
ないですね。営業力の低さが、そのまま技術力のなさということに
なるんですね!
これからは、企画力と営業力と技術力のバランスが問題だと
思います。
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オシム監督と日本人の思考!

実は、オシム監督(サッカー日本代表)の話を聞いて、
日本人は個々の技術はすばらしい。しかし、日本の社会では、悪い
事をすればたたかれる減点法で、物を判断するところがある。
でも、技術にしろ加点法で、やらなければならないものが
いくつもある。
サッカーでもアシストしたり、ミスをカバーしたりと、目に見えない
所の貢献が大きい。
今、若年層は減点法により、失敗をしたがらない。
オシムは言った!『日本人よ、失敗を恐れるな!』
失敗の中よりチャンスは生まれ、技術が生きてくるのだと!!
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8/6原爆の日に思う・・・

今日8/6広島型の原爆の日です。
核の幕開けです。
アインシュタインは、当初一般相対性理論より
核分列が膨大なエネルギーを持つことを発見し、
これが兵器へと向かうことを懸念していました。
それが、現実のものとなり、今や北朝鮮でも作る
ようになりました。
トルーマン大統領は、回想録で本当に恐ろしい
ことであると言っています。そして、もう決定された
ことであるから、止めようがなかったとも言っています。
技術が平和に利用されることを願う
今日この頃です。
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終戦によって日本が得たものは!!

太平洋戦争において、技術の差と言われていたのが
決してそうではなかったことが、次第に明らかになった。
アメリカの兵器で言えば、原爆、UT信管以外これはと
いう物はない。ただ、技術者達は大いに反省した。
アメリカの数学的管理手法が自分達にはなく、
それが負けた原因であると思いひたすら学んだ。
そしてそれが経済発展につながった。
日本を導く人達へ期待したい。
日本で運用する、技術を学んでいただければと思う!
太平洋戦争で、亡くなられた人達の為に!!
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九三式酸素魚雷について!!

ここしばらく当社のブログは、戦争当時の兵器の話をしております。
8/15は終戦、8/6広島、8/9長崎の原爆。
しかし、日本の技術が優れていなかったか?
今回紹介する九三式酸素魚雷は、米英に真似できない、イヤ、
米英が断念した技術でした。
惜しいことに、技術を持っていながらそれを生かせない技術の
悲しさかもしれません。
九三式酸素魚雷の運用がもう少しうまくいけば、水雷戦の
エキスパート南雲さんが艦隊運用をし、機動部隊が小沢流三郎で
あったら惜しい限りです。
しかし、三回にわたり兵器の話をしましたが、共通することは、
技術とは執念である。
技術とは人の力そのもであったということです。
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誉(エンジン)について我思う!!

誉、太平洋戦争中、中島飛行機が作ったエンジンです。
諸元については、専門家やその他の人に任せるとして、私が
一番すごいと思ったのは、このエンジンはクロムモリブデン鋼
鍛造品であったことです。
零戦に使われていた栄(エンジン)は、ジュラルミンです。
私も、クロムモリブデン鋼を多く加工しますが、粘るし硬いです。
あの当時、このエンジンをどのようにして加工したのか興味が
湧きます。
そこで、切削屋さんは一度見てほしい。
「満ち溢れる名古屋三菱十五年」のサイトを!!
エンジンを作る過程でどのように苦労されたのか?
今、削りに関わる者として苦労が本当によくわかるサイトでした。
『先人の人達ありがとう』と言いたくなります。
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