油圧ユニットはすべて物理の法則に則っている。

以前、油圧ユニットを設計していて、
油圧ポンプが途中で止まる現象が起きたんです。
回路的に間違いないしどうしてだろうと、
豊橋科学技術大学の油圧担当の教授に話を伺いに行きました。
「大伸さん、どんなに、かんばっても自然の法則を人間が変えることはできないんだよ」
「自然界にはエネルギー保存の法則があって、片方がどんなに吐出しようとしても
中で飽和状態が発生すれば、ポンプは汲まなくなってしまうんだよ。」
そのように教えていただきました。
その教授も、いまは、退官されたようですが、
今も、その言葉は頭に残っております。

すべてが自然界の法則を無視してはできない。気持ちを新たにした時間でした。